火炎の脈動をなくすために車用のバルブに変えてみたものの効果なし から-

燃料の吸い上げパイプ。
ねじ込まれたバルブとパイプの二点で出来ています。
燃料に差し込まれる部分は箱っぽくて、細い箱とその蓋で出来ています。
単純なパイプの様な形態でないと言うことは、中にひと工夫仕掛けが施されていると言う事。
ビッチリ接着されているのをカッターを当てて引き剥がします。

中は三列の溝が切られています。
一番下の部分で三列の溝は繋がれていて、漢字の 山 の字になっています。
蓋の一番下に穴が開いておりそこから吸われた燃料は溝の連結部に流れ込みます。
センターの溝は一番上のバルブ室に直結、右の縦溝は行き止まりの袋小路、
左縦溝も袋小路に見えますが上の端に外に向かって浅い溝が切られていて蓋を閉じると通気穴が出来ます。

これが脈動対策。
ジェネでの蒸気発生は、ジクジクと安定して起きるとは限らず、ドカンと沸騰する場合もあります。
このときの圧力は、微小口径のノズルに向かうだけではなくタンクにも戻ります。
吸い上げパイプ下の吸引口は異常時の流量制限の意味も込めてか1ミリ程度、瞬間的な逆流が発生した時は流れにくくなります。
行き場をなくした圧力はノズルに向かって吹き出し火炎が大きくなりかねません。
これを防ぐ為に左右の溝がタンクに逆流しようとする燃料の逃げ場になります。
左の溝は、上にある穴から燃料を吹き出す予備出口として動作、袋小路の右溝は、エアスプリング付きのバッファタンクで、突発的な蒸気が再液化した時に急速に燃料を送り込み直す仕組み。
良くできてますね。
-続く-